フランチャイズを作るとは
最近、非常に多くの法人様・個人事業主様からフランチャイズ(以下、FCと記載します。)のお問い合わせを頂きます。
その中で一番、多くのお問い合わせを頂くのが、「既存の事業をFCにしたい。」というものです。
事業をFCにしていくというのは実際、どういうことなのでしょう?
今回はこの”FCにする”ということを解説していきます。まずはFCにするにはFCの仕組みを知らなくてはなりません。
これに関しては別の機会にFCの基本というテーマで書きたいと思います。
今回はFCの基本は割愛させていただき、FCにしていくということですが、これは言い換える必要があります。
FCにしていく=FCのパッケージを完成させて展開していく
こういう意味になります。
つまり、FCパッケージを作り事業展開をする計画(経営判断)をして、色々と考え構成したFCパッケージを加盟開発していくところまでにする。という作業が1つの区切りになります。
FC事業展開ですので、1店舗FCでオープンが出来た。というのがゴールというのはかなりの少数派になると思いますし、これはFCという特色を活かせません。やはりFCで複数店舗展開していきます。その為には必要なことも多々あります。今回はこのステージに行く前FCで加盟開発をスタート出来るようになる。
というのを図解にまとめました。
ぜひ、この図解を参考にして頂くと良いと思います。FCパッケージを加盟開発していくまでには大きく3つのフェーズに分かれます。
この1つ1つのフェーズを丁寧に見える化して最終的には文字に起こさなくてはなりません。この文字にする作業が法定開示書とFC契約書です。
ARIZEはお客様からご相談いただいた事業についてヒヤリングを行い、FC事業展開が可能だと判断した場合、我々のノウハウを結集して、3つのフェーズを1つ1つ細かく見える化して法定開示書とFC契約書という文字に変換していく作業を行います。
この作業はバラバラになっているパズルのピースを集めて、ピースを裏返したり、回したりして1つ1つのピースをはめていき完成させていくような作業です。ですからパズルが完成した時には非常に感慨深く想いも入っています。
最近は新規事業でFCを選択して、事業再構築補助金で採択されるケースも増えています。また、私はFCは長年に渡り現在も存在する希少な経営戦略であり、その歴史と今も存在するという事実は存在意義と本質が詰まっている立派な経営戦略だと思います。この戦略を上手く活用出来れば様々な豊かさを創造するのがFCだと私は本当に思っております。
あなたのビジネスにフランチャイズという選択肢はいかがですか?